2025年8月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

個人消費は底堅く推移する見込み。日米の関税交渉もひと段落したことで、企業の景況感も持ち直す公算


米国経済

足許までの経済指標はまちまちの状況。先行きについてもこうした状況が続く見込み


欧州経済

ドイツでは景気は底打ちしつつある状況。既往の利下げの影響もあり緩やかに回復する見通し


中国経済

足許は比較的底堅いものの、既往の経済対策の息切れや米中間の貿易停滞が経済に与える影響は懸念される状況


市場見通し

債券

国内債券

景気と物価に好循環が生まれるなかで、利上げの観測も高まり、長期金利は上昇する見通し

米国債券

米国経済については潜在成長率を若干下回る程度の成長が見込まれる一方で、政策金利引き下げも限定的と予想されるなか、長期金利は横ばいで推移すると見込む

ユーロ圏債券

ECB は更なる利下げに慎重な模様。米国の金利との連動から横ばいを予想


株式

国内株式

日本経済は内需については底堅いと考えられるものの、外需については米国の関税が企業収益の重しとなる公算で、株価は緩やかな上昇にとどまる見通し

外国株式

米国の景気は比較的底堅いなか、先行きの利下げも意識されてゴルディロックス相場に向かいつつも、割高感があり緩やかな上昇にとどまる公算


為替

ドル円

米国の利下げが意識されることや、キャリートレードの投資妙味が減退していることなどを踏まえると、緩やかな円高が進む見通し

ユーロドル

ECB の利下げ局面終盤やユーロ圏経済の底堅さが意識されつつも、EU 域内の不協和音がユーロの重しとなる可能性もあり、ユーロドルは横ばい推移を見込む


本資料は2025 年8 月6 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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