2025年7月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

個人消費は先行き底堅く推移する見込み。現金給付がなされれば、さらに景気は上向く公算


米国経済

関税引き上げの影響により減速する見込み。ただし、ドル安や利下げ期待が景気を下支えすると予想


欧州経済

ドイツでは景気は底打ちしつつある状況。既往の利下げの影響もあり緩やかに回復する見通し


中国経済

足許は比較的底堅いものの、引き続き米中間の貿易停滞が経済に与える影響は懸念される状況


市場見通し

債券

国内債券

景気と物価に好循環が生まれるなかで、利上げの観測も高まり、長期金利は上昇する見通し

米国債券

米国経済については潜在成長率を若干下回る程度の成長が見込まれる一方で、政策金利引き下げも限定的と予想されるなか、長期金利は横ばいで推移すると見込む

ユーロ圏債券

ECB は更なる利下げに慎重な模様。米国の金利との連動から横ばいを予想


株式

国内株式

日本経済は内需については底堅いと考えられるものの、外需については変動要因も多く、株価は緩やかな上昇にとどまる見通し

外国株式

米国の景気は比較的底堅いなか、先行きの利下げも意識されてゴルディロックス相場に向かいつつも、割高感があり緩やかな上昇にとどまる公算


為替

ドル円

名目金利差の先行きや、日本経済の底堅さなどを踏まえると円高が進む見通し

ユーロドル

ECB の利下げ局面終盤やユーロ圏経済の底堅さが意識されつつも、急速なユーロ高がユーロ圏経済に重しとなる可能性も意識され、横ばい推移を見込む


本資料は2025 年7 月4 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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