経済見通し
日本経済
相次ぐ値上げのなかにあっても個人消費は底堅く、先行きも堅調に推移する見込み。ただし、輸出への影響に注意
米国経済
山火事等の影響もあってか、一部の経済指標には弱さが見られるものの、緩やかな減速という見通しは維持
欧州経済
停滞気味ながらも持ち直しの兆し。こうしたなか、ドイツでは財政が拡張的になる可能性も意識される状況
中国経済
全人代では5%前後の成長目標を掲げており、底割れの可能性は限られるものの、関税引き上げの影響に注意
市場見通し
債券
国内債券
日銀の姿勢に加えて、イールドカーブがスティープ化する可能性から、長期金利は上昇する見通し
米国債券
今後の利下げやバランスシート政策への思惑(金利低下圧力)と、実体経済の底堅さや根強いインフレ(金利上昇圧力)が相殺することで、長期金利は横ばい推移を見込む
ユーロ圏債券
ユーロ圏経済は弱いながらも、持ち直しの兆しもうかがえる状況。また、ドイツの財政拡張も意識されることから、長期金利は横ばいを見込む
株式
国内株式
日本経済は堅調で、内需株を中心に上昇する見込み。資本効率改善に向けた動きも追い風になる見込み
外国株式
関税の引き上げによる悪影響は懸念しつつも、米国第一主義的な政策等がもたらしうる好材料も意識されるなか、底堅く推移する見込み
為替
ドル円
目先は、米長期金利の高止まりや構造的な円安要因もあって、横ばいでの推移を予想するが、長期的には、購買力平価の観点から円高進行する見込み
ユーロドル
ユーロ圏経済の弱さがある程度は織り込まれた模様。各種の好材料と悪材料が綱引きする中での横ばい推移を見込む
本資料は2025 年3 月6 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。