2025年2月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

相次ぐ値上げのなかにあっても個人消費は底堅く、先行きも堅調に推移する見込み。設備投資も底堅く推移する公算


米国経済

底堅い経済指標がみられているものの、トランプ新政権が行うとみられる政策には注意


欧州経済

当社の見通し通り停滞気味。政治情勢の動向次第では更に悪化する可能性もあり注意


中国経済

既往の経済対策の効果により一時的に景気が持ち直す可能性はあるものの、その期間や程度については過度に期待できない公算


市場見通し

債券

国内債券

日銀の姿勢はこれまでよりも緩和の後退に前向きになっている模様で、長期金利は上昇する見通し

米国債券

米国経済は底堅く、利下げのペースは緩やかなものになると考えられる。トランプ新政権での政策次第で上下に幅を伴って変動するとみられるが、基本的には横ばいを予想する

ユーロ圏債券

ユーロ圏経済の弱さが懸念される状況。ただし、財政拡張や金融緩和の終盤が意識されれば金利の低下ペースは緩やかなものになる見込み


株式

国内株式

日本経済は堅調で、内需株を中心に上昇する見込み。資本効率改善に向けた動きも追い風になる見込み

外国株式

関税の引き上げによる悪影響は懸念しつつも、規制緩和等がもたらしうる好材料も意識されるなか、底堅く推移する見込み


為替

ドル円

長期的には、日米の金融政策スタンスの違いや購買力平価の観点から円高進行するとみているものの、目先は、米長期金利の高止まりや構造的な円安要因もあって、横ばいでの推移を予想する

ユーロドル

先行きの経済の動向や欧米の金融政策の方向性の違いから、ユーロドルは緩やかに下落する見込み


本資料は2025年2月6日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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