2024年10月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

個人消費については今後も堅調さを維持しつつ、設備投資についても底堅く推移すると予想。


米国経済

先行きFRB は利下げを継続すると考えられ、これが米国経済の減速を緩やかなものにする見通し。


欧州経済

ドイツ経済は不芳な状況が継続、五輪後にフランスのサービス業も失速するなど、懸念される状況で、先行きも低迷が続く公算。


中国経済

経済対策の効果により一時的に景気が持ち直す可能性はあるものの、その期間や程度については過度に期待できない公算。


市場見通し

債券

国内債券

日銀の金融政策の動向や、価格改定および実質賃金の動向も睨みつつ長期金利は上昇する見通し。

米国債券

米国経済は減速しつつあるが、市場での大幅利下げ観測や景気後退懸念の剥落が生じると予想され、長期金利は横ばい推移を予想。

ユーロ圏債券

ユーロ圏経済の弱さが懸念される状況。ECB は利下げに慎重な姿勢を示しているものの、こうした環境のなか長期金利は緩やかな低下を予想。


株式

国内株式

企業業績の改善期待に加えて、政治面でも好感し得る動きがみられることから、株価は緩やかに上昇する見込み。

外国株式

米国経済は緩やかに減速するとみているものの、FRB の利下げが米国株を下支えすると予想する。


為替

ドル円

日米金利差の縮小が円高圧力になると予想するものの、新NISA の影響がドル円の上昇圧力になることで小幅な円高にとどまる公算。

ユーロドル

先行きの経済の動向や金融政策の方向性については、ユーロ圏経済の不芳が目立つなかでユーロドルは緩やかに下落する見込み。


本資料は2024 年10 月4 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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