2024年7月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

個人消費については幾分か改善に向かうと予想されるほか、設備投資についても改善に向かうと予想。


米国経済

米国経済は既往の利上げの影響も顕在化し始めて、加速は免れて潜在成長率程度の成長が続くと予想。


欧州経済

ドイツ経済には持ち直しの兆しがみられる一方、主要貿易相手国である中国経済は低迷した状況で、ユーロ圏経済はとても緩やかな持ち直しにとどまる見込み。


中国経済

家計の消費需要は冴えず、日本化のリスクは引き続き懸念される状況で、今後は政策対応手腕が試される見込み。


市場見通し

債券

国内債券

日銀の金融政策の動向によるものの、賃金と物価の好循環を確認する形で長期金利は上昇する見通し。

米国債券

金利については、最近の物価指標には減速感がみられるものの、FRB は利下げに慎重な姿勢を示していることから、横ばい推移を予想。

ユーロ圏債券

ユーロ圏経済は持ち直しつつも、フランスの政治情勢などが懸念されるなか、長期金利は横ばい圏での推移を予想。


株式

国内株式

日本経済や日本企業の業績に明るさがみられると予想しているほか、構造的な各種好材料も影響して緩やかに上昇すると見込む。

外国株式

米国の実体経済は潜在成長率程度の成長を遂げると予想するなかで、ゴルディロックス相場気味となるなか、割高感は意識されつつも、緩やかに上昇すると見込む。


為替

ドル円

日米の金利差が意識されつつも、日銀の姿勢の変化や将来の円の実需増期待もあり、ドル円は横ばい推移すると予想。

ユーロドル

ユーロ圏の実体経済は緩やかな持ち直しにとどまると考えられるほか、フランスの政治情勢も不透明感がくすぶると予想され、ユーロドルは横ばいで推移すると見込む。


本資料は2024 年7 月4 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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