2024年4月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

個人消費については幾分か改善に向かうと予想されるほか、設備投資についても改善に向かうと予想。


米国経済

当社の見通し通り、企業景況感は緩やかに持ち直し気味。今後もこうした状況は続き、米国経済自体も底堅い成長を見せると予想。


欧州経済

ドイツ経済が冴えないながらも、次第に持ち直す可能性もあるなか、主要貿易相手国である中国経済は底割れ回避の公算で、ユーロ圏経済は緩やかに持ち直す見込み。


中国経済

日本化のリスクは引き続き懸念される状況ながらも、財政・金融政策は拡張的になることで景気の底割れは回避する公算。


市場見通し

債券

国内債券

日銀の金融政策の動向によるものの、賃金と物価の好循環を確認する形で長期金利は上昇する見通し。

米国債券

金利については、底堅い実体経済やインフレの減速が緩やかであることが下支えしつつも、バランスシートの縮小ペースが緩やかになる可能性が意識されることで、横ばい推移を予想。

ユーロ圏債券

ユーロ圏経済は足許の冴えない状況から次第に持ち直す見込み。ただし、利下げの可能性も意識されて、長期金利は横ばい圏での推移を予想。


株式

国内株式

足許は懸念材料がありつつも、長期的には各種好材料を背景に緩やかに上昇すると予想。

外国株式

米国の実体経済は、緩やかながらも景気拡大を成し遂げると予想。ただし、足許は割高感が強く、目先の調整のリスクもあることから、当面は横ばいを予想。


為替

ドル円

目先は上下双方向の圧力があることから、横ばい推移を予想。ただし、長期的には、ファンダメンタルズから円がサポートされる可能性もあり、円高推移を予想する。

ユーロドル

これまで冴えない状況が続いていたユーロ圏の実体経済が次第に持ち直す可能性もあり、ユーロドルは横ばいで推移すると見込む。


本資料は2024 年4 月4 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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