2024年1月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

個人消費については幾分か改善に向かうと予想されるものの、外需については様子をみる必要がある可能性。


米国経済

企業景況感も冴えないものの、先行きは緩やかに回復に向かう見通し。ただし、高い政策金利がハードランディングを引き起こす可能性には要注意。


欧州経済

景況感は依然として冴えない状況。経済政策動向や主要貿易相手国である中国経済動向次第ではあるが、今後も停滞が続く可能性。


中国経済

財政・金融政策は拡張的になるものと予想されるが、日本化のリスクは引き続き懸念される状況。


市場見通し

債券

国内債券

能登半島地震が金融政策にもたらす可能性に注意。当面は、長期金利は横ばい推移する見通しであるが、長期的には地震の影響が解消に向かう中で上振れる可能性。

米国債券

金利については、長期的には低下圧力が加わると予想されるものの、利下げを強く織り込み過ぎた反動から上昇する可能性もあり、目先3 ヵ月では横ばい推移を予想。

ユーロ圏債券

ユーロ圏経済は冴えないながらも、更なる減速とまではいかず、目先数ヵ月では、長期金利は横ばい圏での推移を予想。


株式

国内株式

企業業績への期待はありつつも米国株が下落した場合に連れる可能性やその他懸念材料もあるため、目先は横ばいを予想。

外国株式

米国の実体経済は緩やかながらも景気拡大を成し遂げると予想。ただし、需給面や短期的な値動きからは目先の調整のリスクもあることから、当面は横ばいを予想。


為替

ドル円

目先は米金利の影響を受けた展開を予想。ただし、長期的には、ファンダメンタルズから円がサポートされる可能性もあり、円高推移を予想する。

ユーロドル

ユーロ圏の実体経済が米国と比べて冴えないことから、緩やかに下落する見通し。


本資料は2024 年1 月10 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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