2023年12月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

個人消費については幾分かの懸念材料がありつつも、企業の設備投資や外需がけん引する形での底堅い成長を予想。


米国経済

雇用市場は軟化しつつあり、企業景況感も冴えないものの、先行きは景況感や設備投資が持ち直し、米国経済全体でも底堅い成長をたどる見込み。


欧州経済

景況感は依然として冴えない状況。経済政策動向や主要貿易相手国である中国経済動向次第ではあるが、今後も停滞が続く可能性。


中国経済

金融政策は緩和気味になると予想されるものの、日本化のリスクも懸念される状況。先行きについても停滞した状態が続く見込み。


市場見通し

債券

国内債券

今後の金融政策や適切な水準をうかがいながら、長期金利は緩やかに上昇する見通し。

米国債券

米国経済については緩やかながらも拡大を続けると予想するなか、長期金利は当面、レンジ推移すると予想する。ただ、足許はレンジの下限近傍とみている。

ユーロ圏債券

ユーロ圏経済は冴えないながらも、更なる減速とまではいかず、目先数ヵ月では、長期金利は横ばい圏での推移を予想。


株式

国内株式

企業業績への期待と米国株高に連れる可能性から、緩やかな上昇を予想。

外国株式

米国の実体経済は緩やかながらも景気拡大を成し遂げると予想。また、金利上昇に対する警戒感も薄れているなか、株価は緩やかに上昇すると予想。


為替

ドル円

金利差に着目した取引と実需の取引が相殺する形で、目先は横ばいを予想。ただし、長期的には、ファンダメンタルズから円がサポートされる可能性もあり、円高推移を予想する。

ユーロドル

ユーロ圏の実体経済が米国と比べて冴えないことから、緩やかに下落する見通し。


本資料は2023 年12 月6 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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