経済見通し
日本経済
当社の見通し通り、外需主導の景気回復が続く公算。60 年ぶりとなった百貨店のストライキは、日本の各労働組合活動に重要な一石を投じた可能性。
米国経済
製造業の景況感は上向きつつあり、今後も改善を見込むが、緩やかな景気拡大に留まる公算。
欧州経済
景況感は悪化。景気回復のきっかけをつかめずに低迷状況が続く公算。中国経済次第では浮上する可能性があるものの、それでも時間を要する見込み。
中国経済
当社の見通し通り、景気は冴えない状況。先行きについては、経済対策の動向によるが、長期的には景気が停滞した状態が続く見込み。
市場見通し
債券
国内債券
日銀の臨時買入れオペの動向を見極めつつ、長期金利は緩やかに上昇する見通し。
米国債券
先行き、経済指標は比較的持ち直しつつも利上げ終盤が意識されると予想され、当面は横ばい推移を見込む。
ユーロ圏債券
ユーロ圏経済は冴えないなかで金利低下圧力は加わりやすい一方、インフレへの警戒感もくすぶり、横ばい推移をたどると予想。
株式
国内株式
中国内で散見される反日的な動きは懸念されるものの、過去の企業業績の良好さと先行きへの期待もあり上昇を見込む。
外国株式
米国の実体経済は底堅く推移する見込み。PER などをみると割高感は意識されるものの、先行きの企業業績に対する期待から株価は緩やかに上昇すると予想。
為替
ドル円
日米の金融政策格差が意識されることで、目先は横ばい。ただし、長期的には、ファンダメンタルズから円がサポートされる可能性もあり、円高推移を予想する。
ユーロドル
実体経済面が下落圧力として作用する中、緩やかに下落する見通し。
本資料は2023 年9 月6 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。