2023年8月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

外需が次第に回復すると見込むものの、実質賃金がマイナス圏で推移していることから、景気下振れには警戒。


米国経済

製造業の景況感は低調なものの、ハードデータは良好で、次第に景況感も持ち直す見込み。


欧州経済

景況感は悪化。景気回復のきっかけをつかめずに低迷状況が続く公算。中国経済次第では浮上する可能性があるものの、それでも時間を要する見込み。


中国経済

当社の見通し通り、景気は冴えない状況。先行きについては、経済対策の動向によるが、大規模な対策は限られる見通し。


市場見通し

債券

国内債券

日銀の臨時買入れオペの動向を見極めつつ、長期金利は緩やかに上昇する見通し。

米国債券

先行き、経済指標は比較的持ち直しつつも利上げ終盤が意識されると予想され、当面は横ばい推移を見込む。

ユーロ圏債券

ユーロ圏経済は冴えないなかで金利低下圧力は加わりやすい一方、インフレへの警戒感もくすぶり、横ばい推移をたどると予想。


株式

国内株式

需給の悪化が懸念されるものの、強気の投資家の動向次第では上振れ圧力もあることから、横ばいを予想する。

外国株式

PER などをみると割高感は意識されるものの、米国の実体経済は持ち直す見込み。企業業績も次第に改善して株価も緩やかに上昇すると予想。


為替

ドル円

日米の金融政策格差が意識されることで、目先は横ばい。ただし、長期的には、ファンダメンタルズから円がサポートされる可能性もあり、円高推移を予想する。

ユーロドル

実体経済面が下落圧力として作用する中、緩やかに下落する見通し。


本資料は2023 年8 月4 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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