2023年7月の投資環境レポート

外需が次第に回復すると見込むものの、実質賃金がマイナス圏で推移していることから、景気下振れには警戒。

製造業の景況感は低調なものの、雇用は引き続き堅調で、住宅に持ち直しの動きがみられるなか、先行き、経済は持ち直す見込み。

製造業の景況感は悪化。貿易パートナーである中国の製造業も冴えないなか、先行きも低調に推移する見通し。

当社の見通し通り、景気は冴えない状況。先行きについても、大規模な財政政策が打ち出されない限りは低調に推移する見通し。

政策変更に慎重な日銀の姿勢が意識されるなかで、長期金利は横ばい推移する見通し。

先行き、経済指標は比較的持ち直しつつも利上げ終盤が意識されると予想され、当面は横ばい推移を見込む。

ユーロ圏経済は冴えないなかで金利低下圧力は加わりやすい一方、ECB のタカ派姿勢から金利上昇圧力が加わる形となり、横ばい推移をたどると予想。

割安感もなく、需給の悪化が懸念されるものの、強気の投資家の動向次第では上振れ圧力もあることから、横ばいを予想する。

米国の企業景況感などは足許では冴えないものの、次第に持ち直す見込み。業績の上方修正により株価は上昇基調をたどると予想。

日米の金融政策格差が意識されることで、目先は横ばい。ただし、長期的には、ファンダメンタルズから円がサポートされる可能性もあり、円高推移を予想する。

実体経済面が下落圧力として作用する中、緩やかに下落する見通し。