2023年2月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

生産や消費は底堅く推移しつつ、外需も次第に緩やかな持ち直しを見せる公算。


米国経済

雇用市場は比較的引き締まりを見せているものの、企業の景況感が冴えず、先行きは減速感が強まる公算。


欧州経済

足許の回復基調は、中国との貿易などにより、より確かなものとなる可能性はあるものの、これまでの利上げが重しとなりうる点に注意。


中国経済

ゼロ・コロナ政策の見直しにより、経済再開機運が高まるなか、比較的底堅い成長を見せる可能性。


市場見通し

債券

国内債券

イールドカーブ・コントロール政策が金利上昇を抑えつつも、更なる政策変更が意識されて、金利は横ばい圏で推移する見込み、ただし長期的には上昇する見込み。

米国債券

労働需給の引き締まりと景気減速感が綱引きし、当面は横ばい推移を予想する。

ユーロ圏債券

実体経済の底堅さが上昇圧力として、ECBの利上げ局面が終わりを迎えるという観測が低下圧力として作用するなか、横ばい圏で推移しよう。


株式

国内株式

日本の実体経済の強さ、需給面での追い風もあり、緩やかな上昇を見込む。

外国株式

業績に対する懸念から、予想EPSは押し下げられるなか、米国株は軟調に推移すると予想する。


為替

ドル円

目先は、米金利動向により横ばい圏で推移しつつも、長期的には円高トレンドを描くと予想する。

ユーロドル

ユーロ圏経済の底堅さがユーロの反発材料となりながらも、既にそうした状況は織り込まれていると考えられ、横ばいを予想。


本資料は2023 年2 月6 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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