2021年12月の投資環境レポート

オミクロン株に対する政府の対応は素早かったものの、今後の感染状況によっては、景気が悪化する公算大。

これまでの経済指標は堅調であるものの、高インフレが消費者センチメントを冷やすなか、オミクロン株の動向も景気下押しに寄与する可能性。

高インフレに加えて、オミクロン株が景気の重しとなる見通し。

来年2 月の五輪を控えて、新型コロナウイルスの感染防止を優先するなか、経済活動は抑制される可能性。

イールドカーブ・コントロール政策により、現行水準での横ばい推移が続く見通し。

ＦＲＢがタカ派化しても、むしろ米国経済への懸念から金利は横ばい圏での推移を見込む。

物価上昇圧力とオミクロン株への脅威が綱引きするなか、長期金利は横ばい圏での推移を予想。

サプライチェーン問題が懸念される可能性があるほか、ＦＲＢがタカ派化し米国株が調整する可能性もあることから、上値の重い展開を予想。

オミクロン株がもたらす米国企業決算への影響とＦＲＢのタカ派化姿勢が株価の重しとなる可能性。

オミクロン株がもたらす不確実性が円高圧力として寄与しつつも、米国の金融政策タカ派化懸念がドル高圧力として寄与するなか横ばい圏での推移を予想。

ＦＲＢのタカ派化転換とＥＣＢのハト派姿勢が意識されてユーロ安が続くと予想。