2021年10月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

新政権による政策の実行スピードは不透明であるものの、新型コロナウイルスの脅威が抑制されるなか、次第に成長ペースは加速する見通し。


米国経済

経済指標はまちまちであるものの、供給制約解消が次第に顕現化し、経済全体は改善に向かう見込み。


欧州経済

各種経済指標はまちまちであるものの、エネルギー供給についてはやや懸念材料。緩やかな回復にとどまる見込み。


中国経済

各種経済指標はやや軟調で、当局の統制色も強まるなか、不動産部門の問題もあり、不芳(ふほう)な状況が続く見通し。


市場見通し

債券

国内債券

イールドカーブ・コントロール政策により、現行水準での横ばい推移が続く見通し。

米国債券

米国経済指標は次第に改善すると思われるものの各種リスクもあり、金利は横ばい圏での推移を見込む。

ユーロ圏債券

ユーロ圏での物価上昇圧力が金利の上昇圧力となるものの、ドイツの政治情勢や中国経済の先行きが懸念されて横ばい圏での推移を予想。


株式

国内株式

各種リスクも散在しているが、次第に新型コロナウイルスへの脅威が和らぎ緩やかな上昇基調を辿ると予想。

外国株式

米国経済については供給遅延が懸念されていたものの、これが次第に解消に向かうと思われるなか、株価は緩やかに上昇すると予想。


為替

ドル円

米国の金融政策がドル円の上昇圧力となりつつも、既に低水準にある円の実質実効為替レート水準などから、横ばいを予想する。

ユーロドル

ユーロ圏と米国の景気動向については明確な差がつくとは予想しがたく、政治情勢と金融政策を踏まえると横ばい圏での推移を見込む。


本資料は2021 年10 月6 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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