2021年7月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

他の先進国に比べてワクチン普及は出遅れたものの、次第に普及し内需が回復する見通し。ただし五輪後の感染再拡大には注意。


米国経済

力強い需要が見られ各種経済指標は高水準を維持しており、今後も米国経済は良好な状況が続くと予想するが、供給遅延には警戒。


欧州経済

各種経済指標は改善を見せつつあり、今後も回復基調が続くと見込む。


中国経済

人民元高の影響やインフレ懸念、住宅価格高騰などがリスクとして意識される状況。ワクチンの有効性に関する疑念にも要注意。


市場見通し

債券

国内債券

イールドカーブ・コントロール政策により、現行水準での横ばい推移が続く見通し。

米国債券

米国の物価上昇圧力とバイデン政権の拡張的な財政政策から長期金利は緩やかに上昇する見込み。

ユーロ圏債券

米国金利上昇の影響、ユーロ圏経済の力強さなどを背景に、長期金利は緩やかな上昇を予想。


株式

国内株式

ワクチン接種がトリガー(引き金)となって株価上昇を見込むものの、各種リスクも散在していることから一時的調整には警戒。

外国株式

FRBがタカ派化しPERが低下すると見込まれるものの、企業業績が改善することで、株価は上昇すると予想。ただし、各種リスクも散在しており一時的調整には警戒。


為替

ドル円

米国の金利動向と日本の貿易収支悪化から緩やかな円安になると予想。

ユーロドル

ワクチンの普及が次第に進みユーロ圏経済の回復が意識されつつも、金融政策ではECBのハト派色もみられるなか、ユーロドルは横ばい圏での推移を予想。


本資料は2021 年7 月6 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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