2021年6月の投資環境レポート

他の先進国に比べてワクチン普及は出遅れたものの、次第に普及し内需が回復する見通し。それまでは力強い外需がけん引役となる模様。

新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだ結果、強い需要が見られ各種経済指標は高水準を維持しており、今後も米国経済は力強い状況が続くと予想。

各種経済指標は改善を見せつつあり、今後も回復基調が続くと見込む。

足許の景況感は概ね堅調であるものの、人民元高の影響やインフレ懸念、住宅価格高騰などがリスクとして意識される状況。

イールドカーブ・コントロール政策により、現行水準での横ばい推移が続く見通し。

米国経済の成長加速と物価上昇圧力から長期金利は緩やかに上昇する見込み。

米国金利上昇の影響、中銀の資産買い入れ規模縮小観測などから、長期金利は緩やかな上昇を予想。

外需に支えられての企業業績改善とそれに伴う株価上昇を見込むものの、各種リスクも散在していることから一時的調整には警戒。

米国経済の堅調さに加えて、バイデン政権の新たな政策が企業業績向上に寄与すると予想するものの、各種リスクもあることから多少の調整を経ながらの上昇となろう。

日米金利差の動向と日本の貿易・サービス収支悪化から緩やかな円安になると予想。

ワクチンの普及が次第に進みユーロ圏経済の立ち直りが意識されつつも、金融政策ではＥＣＢのハト派色もみられるなか、ユーロドルは横ばい圏での推移を予想。