2021年2月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

ワクチン普及による景気回復期待と新型コロナウイルスによる悪影響が綱引きする見込み。


米国経済

バイデン政権によるインフラ投資と新型コロナウイルスのワクチンに対する期待が景気を下支 えする見込み。


欧州経済

再ロックダウン(都市封鎖)の影響もあって、景気は停滞気味だが、ロックダウン解除後は回 復の見込み。


中国経済

経済活動は力強い回復が続く見込みだが、新型コロナウイルスの影響が重しとなる点に注意。


市場見通し

債券

国内債券

長期金利は、日銀のイールドカーブ・コントロール政策により、現行水準での横ばい推移が続く見通し。

米国債券

米国経済持ち直しに対する期待と足許のFRBによる資産買い入れ期待が綱引きし、長期金利は当面は 横ばいで推移する見通し。

ユーロ圏債券

再ロックダウンによってユーロ圏の景気は二番底に陥る可能性もあるなか、長期金利は当面、横ばいの公算。


株式

国内株式

新型コロナウイルスのワクチン普及動向に左右されると思われるものの、基本的には横ばい推移を予想。

外国株式

追加経済対策の影響により米国経済は改善ペースを強めると思われるものの、市場が既に織り込んでい るとも考えられるため横ばいを予想。


為替

ドル円

米国の経常赤字拡大や日本の実質金利上昇が円高ドル安の要因になると思われるものの、1 ドル100 円 の壁も厚く、当面は横ばい推移と予想。

ユーロドル

ユーロ圏と米国の景況感格差と、ユーロ圏の経常黒字への意識が相殺して横ばいとなる見通し。


本資料は2021 年2 月4 日時点での利用可能な情報をもとに作成しています。

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