2021年1月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

菅政権による規制改革期待とワクチン普及期待が景気を下支えしつつも、緊急事態宣言による影響が重しとなる見込み。


米国経済

バイデン政権によるインフラ投資と新型コロナウイルスのワクチンに対する期待が景気を下支えする見込み。


欧州経済

再ロックダウン(都市封鎖)の影響もあって、景気は停滞気味だが、ロックダウン解除後は回復の見込み。


中国経済

新型コロナウイルスの感染抑制策が奏功するなか、経済活動は力強い回復が続く見込み。


市場見通し

債券

国内債券

長期金利は、日銀のイールドカーブ・コントロール政策により、現行水準での横ばい推移が続く見通し。

米国債券

新型コロナウイルスワクチンに対する期待と足許のFRBによる資産買い入れ期待が綱引きし、長期金利は横ばいで推移する見通し。

ユーロ圏債券

再ロックダウンによってユーロ圏の景気は二番底に陥る可能性もあるなか、長期金利は当面、横ばいの公算。


株式

国内株式

新型コロナウイルスの感染動向が重しとなる見込み。

外国株式

追加経済対策の影響により米国経済は改善ペースを強めると思われるものの、過熱感も意識されるなか横ばいを予想。


為替

ドル円

米国の経常赤字拡大や日本の実質金利上昇が円高ドル安の要因になると思われるものの、1 ドル100 円の壁も厚く、当面は横ばい推移と予想。

ユーロドル

ユーロ買い越しポジションが既に相応に積みあがっていることと、ユーロ圏の経常黒字への意識が相殺して横ばいとなる見通し。


本レポートは2021年1月7日の時点で得られた情報に基づき作成されています。

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