2019年9月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

米中貿易問題の余波などもあり、減速感は見られるものの、消費増税対策などが景気持ち直しに寄与する見込み。


米国経済

軟調な企業景況感の動向と弱い設備投資が懸念されるなか、減速感が強まる点に警戒。


欧州経済

ユーロ圏経済

ドイツではリセッション入りが懸念されるなか厳しい状況が続く見通し。

英国経済

EU離脱に伴う不透明感が漂い、景気の下振れリスクが続く見通し。


市場見通し

債券

国内債券

長期金利は、マイナス圏での横ばい推移が続く見通し。

米国債券

米中貿易問題のみならず、米国の弱い設備投資等が意識されて、長期金利は横ばい推移する可能性。

ユーロ圏債券

ドイツのリセッション入りが懸念されるなかで、長期金利はレンジでの推移を見込む。


株式

国内株式

米中対立が意識されつつも、割安感も手伝って、株価の下落余地は限られる見込み。

外国株式

EPSは伸び悩み、PERの上振れ余地も限られると見込む。こうしたなか、株価は広いレンジ推移を想定するも、下落リスクが相応にある状況。


為替

ドル円

先物市場におけるFRB利下げ観測修正に伴う円安圧力を予想し、レンジでの推移を見込む。

ユーロドル

景況感の改善に時間を要するなか、ユーロドルはレンジで推移する可能性。


本レポートは2019年9月5日の時点で得られた情報に基づき作成されています。

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