経済見通し
日本経済
米中貿易問題の余波などもあり、減速感は見られるものの、消費増税対策などが景気持ち直しに寄与する見込み。
米国経済
これまで悲観に傾きつつあった企業景況感は、次第に持ち直しに向かう可能性。
欧州経済
ユーロ圏経済
先行指標は弱含み、持ち直しまではやや時間を要する見通し。
英国経済
EU離脱に伴う不透明感が漂い、景気の下振れリスクが続く見通し。
市場見通し
債券
国内債券
長期金利は、マイナス圏での横ばい推移が続く見通し。
米国債券
米中貿易問題が金利の重しになりつつも、米国経済の堅調さが意識され、長期金利は上昇する可能性。
ユーロ圏債券
ユーロ圏景気が上向くのは当面先と思われるなかで、長期金利はレンジでの推移を見込む。
株式
国内株式
米中対立が意識されつつも、割安感も手伝って、株価の下落余地は限られる見込み。
外国株式
EPSは伸び悩み、PERの上振れ余地も限られると見込む。こうしたなか、株価は広いレンジ推移を想定するも、下落リスクが相応にある状況。
為替
ドル円
先物市場におけるFRB利下げ観測修正に伴い小幅な円安ドル高を見込む。
ユーロドル
景況感の改善に時間を要するなか、ユーロドルはレンジで推移する可能性。
本レポートは2019年8月6日の時点で得られた情報に基づき作成されています。