経済見通し
日本経済
米中貿易問題の余波などもあり一部に弱さが見られるものの、先行きは緩やかに持ち直す見込み。
米国経済
潜在成長率を上回りつつも、当面は設備投資や個人消費の伸びが抑えられる見通し。
欧州経済
ユーロ圏経済
足許でみられる成長率や景況感は持ち直しの動きがあるが、先行き持続する可能性は低いと見込む。
英国経済
欧州離脱に伴う不透明感が漂い、景気の下振れリスクが続く見通し。
市場見通し
債券
国内債券
長期金利は、マイナス0.10%~ゼロ%をコアレンジとした横ばいでの推移が続く見通し。
米国債券
足許の長期金利の水準は、やや精彩を欠く米国経済を映じているとみられ、方向感が出にくく、レンジ推移を見込む。
ユーロ圏債券
長期金利は、政治リスクが重しとなる一方、物価に減速感が見られず、レンジ推移する見通し。
株式
国内株式
割安感はやや見られつつも、米中貿易問題が重しとなるなか、株価は横ばいでの推移を見込む。
外国株式
力強さに欠ける実体経済に比して高水準にあるPERを踏まえると、株価の上昇余地は限られよう。結局は横ばいでの推移を見込む。
為替
ドル円
日米ともに金融政策の変更が見込みがたいなか、レンジでの推移を見込む。
ユーロドル
ユーロは米国との景気格差が意識されるなか、レンジ推移する可能性。
本レポートは2019年5月10日の時点で得られた情報に基づき作成されています。