2019年10月の投資環境レポート

経済見通し

日本経済

消費増税対策などが景気持ち直しに寄与する見込み。補正予算の規模によっては、景気は底堅く推移する可能性。


米国経済

軟調な企業景況感の動向と弱い設備投資が懸念されるなか、景気後退も意識される可能性。


欧州経済

ユーロ圏経済

ドイツではリセッション入りが懸念されるなか厳しい状況が続く見通し。

英国経済

EU離脱に伴う不透明感が増すなか、景気の下振れリスクが続く見通し。


市場見通し

債券

国内債券

長期金利は、マイナス圏での横ばい推移が続く見通し。

米国債券

米国経済の減速感が意識されるなかでも、長期金利は横ばい推移を想定するが、低下リスクも相応にあると思料。

ユーロ圏債券

ドイツのリセッション入りが懸念されるなかで、長期金利は極めて緩やかな低下を見込む。


株式

国内株式

株価は広いレンジ推移を想定するも、各種懸念材料もあるなか、業績下方修正傾向は続いており、レンジ内での下落を想定。

外国株式

EPSは伸び悩み、PERの上振れ余地も限られると見込む。こうしたなか、株価は広いレンジ推移を想定するも、下落リスクが相応にある状況。


為替

ドル円

金融政策の方向性に対する市場の期待感からは、為替の方向感を描きにくく、レンジでの推移を見込む。

ユーロドル

景況感の改善に時間を要するなか、ユーロドルはレンジで推移する可能性。


本レポートは2019年10月4日の時点で得られた情報に基づき作成されています。

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