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エコノミスト 神谷尚志のコラム
Vol.40 2008年11月17日 米S&P500指数とISM指数
一般的に、株価指数は業績(景気)と金利を反映しますが、経済に過剰が存在すると、金利にあまり反応しなくなり、もっぱら景気を反映するようになる傾向があります。
米国では1997年ころからITバブル・その崩壊、引き続いて住宅バブル・その崩壊がおきており、株価指数は、そのころから金利にあまり反応しなくなり、景気(ISM指数で代表することとします)によく反応しています。
注)米国では、ISM指数がよく景気の状態を表します。当コラムVol.1(6月19日号)をご参照ください。
下のグラフでおわかりいただけますように、S&P500指数の前年同期比上昇率は、米ISM製造業総合指数と比較的よく連動しています。
注目点は、右目盛の50と左目盛の0が対応することです。つまり、米ISM製造業総合指数が50のとき、S&P500指数は1年前と同じになる傾向があるということです。そして、米ISM製造業総合指数が50より大きければS&P500指数は1年前より上昇し、50より小さければS&P500指数は前年同期より下落する傾向があります。
米国株価が上昇していくには、米ISM製造業総合指数が50を上回ってくる必要があるように思われます。しかし、2008年10月の米ISM製造業総合指数は38.9でした。
米S&P500指数とISM指数
1997年ごろから、S&P500指数の前年同期比上昇率はISM指数におおむね連動している。
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