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エコノミスト 神谷尚志のコラム

Vol.222 2017年7月13日 日本株相場:末尾7の年の下半期のジンクス

日本株相場(TOPIX)は、末尾が5の年と9の年は、1950年以来、通年ですべて上昇しています。
ところが、末尾が7の年の下半期は1950年以来、すべて下落しています。そして、月末ベースでは相場の底はすべて年末です。

末尾が7の年の状況を振り返ります。

1957年(昭和32年)
5月から本格的な金融引き締め策がとられ、企業に異常な資金難が起きました。
1967年(昭和42年)
11月のポンド切り下げを契機として戦後最大の国際通貨混乱が発生した年でした。
1977年(昭和52年)
米国経常赤字急拡大・日本の経常黒字大幅増となり、急速な円高が起きました。9月以後、IMF総会などで日本の黒字に対する各国の批判が強く表明されました。
1987年(昭和62年)
10月19日にブラック・マンデーが起きました。
1997年(平成9年)
7月からアジア通貨危機が起きました。
2007年(平成19年)
8月9日にパリバ・ショックが起きました。

2017年(今年)はどうなるでしょう? 懸念材料としては、

  • (1)米Fed(連銀)による「駆け足の米金融政策正常化」の可能性。
  • (2)ECBが来年の緩和縮小方針を強く示唆する可能性。
  • (3)米独首脳の間の不穏な空気。メルケル独首相は5月28日、「われわれが他国(米英を指している)を完全に頼りにできた時代は終わりつつある」と述べ、米欧の同盟関係に亀裂が生じていると受け取られかねない状態。
  • (4)北朝鮮などの地政学リスクの高まり。

などが挙げられるでしょう。

最後に、念のため、「末尾7の年の下半期のジンクス」は、これまではそうだったということで、今年もそうなるかどうかはわかりません。

参照 当コラム

末尾7の年のTOPIX(東証株価指数)

[図]
[図]
  • 出所:東京証券取引所、BloombergよりT&Dアセットマネジメント作成
  • 本資料は投資家の皆様にT&Dアセットマネジメントが情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。本資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等により作成したものですが、その正確性・完全性を保証するものではありません。また、本資料に記載された意見等は、本資料作成日時点の資料作成者の見解です。将来予告なく変更されることがあります。投資信託の取得をご希望の場合は、下記のご留意事項を必ずご確認いただき、ご自身でご判断ください。

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著者: 神谷尚志(かみやたかし)
T&Dアセットマネジメント株式会社 チーフエコノミスト

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