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エコノミスト 神谷尚志のコラム

Vol.221 2017年6月28日 日本の10年国債利回りとその推計(2)

現在、日銀は「10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、長期国債の買い入れを行う」操作をしており、そのために、日本の10年国債利回りはゼロ%に近いところで推移しているように思われます。
日銀が方針を変更して、そうした操作を解除すれば、日本の10年国債利回りはどうなるのでしょう?

今回は、日本の10年国債利回りを、日米の金利だけ(米国10年国債利回り、日米の政策金利)で推計しました。推計式は、

0.51×米10年国債利回り-0.086×米政策金利+1.10×日本の政策金利-0.78

となります。(グラフ参照)

この推計式は、米10年国債利回りと日本の政策金利が上昇しなければ、仮に日銀が方針を変更して長期金利操作を解除しても、日本の10年国債利回りが大きく上昇することはないかもしれないことを示唆しています。

では、日本の政策金利が引き上げられるときは、どういうときでしょう?
それは日本のインフレ率が上昇するときだと思われます。

当コラム Vol.218「日本の失業率と物価」では「失業率がある水準以下になると、賃金の伸びや物価上昇率は急速に大きくなる可能性がある」としました。
この点が注目されます。

日本の10年国債利回りとその推計(2)

[図]

上のグラフの部分図

[図]
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エコノミスト 神谷尚志のコラムの関連項目

著者: 神谷尚志(かみやたかし)
T&Dアセットマネジメント株式会社 チーフエコノミスト

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